サラブリについて知る
私たちの活動への想いや、目指す未来についてご紹介します。

9月27日(土)・28日(日)に参加者7名による座学と実技を組み合わせた講座を実施しました。
座学では、単なる講義ではなく、参加者自身が体験しながら理解を深めるスタイルで進行。
例えば馬の視野の広さや死角の位置、リトレーニングを受け入れるまでの心の動きなど、馬の立場に立って考えることの大切さを学べたのではないかと感じました。
人間側の「こうして欲しい。」と思いと、馬側の「なぜそうするのか。」という感覚には、しばし違いがあることを、実験映像や体験を通じて実感する講習となりました。
馬は人の心の動きを敏感に感じる力があるため、こちらが素直な気持ちで向き合わなければかえって指示に従わないこともあるということも・・・
周囲の評価にとらわれず、馬と誠実に向き合う姿勢が、信頼関係の第一歩であることを改めて学びました。


リトレーニングは、一足飛びに成果が出るものではなく、馬のペースに寄り添いながら、コツコツと積み重ねていくことの大切さも教えていただきました。
大きな目標に向かって、日々の小さな積み重ねを大切にする姿勢が馬との関係性を深めて、可能性を広げていく鍵となるということをこの2日間で学べたのではないかと思います。

今回ご参加いただいた皆様、講師:持田裕之 先生、ご協力いただきましたスタッフの皆様、ありがとうございました。
来年度の講座につきましては決まり次第ホームページでお知らせいたします。
今しばらくお待ちください。
来年度も、どうぞよろしくお願いいたします。